現在の仕事内容は?

宅地の開発設計、住宅コンセプトの企画立案、建築設計の全般を担当しています。

まずは、土地をどのように区割りし・何棟建てるのか、仕入れ担当を検討することから始まり、次に分譲地全体のコンセプトを企画します。たとえば、海に近い場所なら、眺めの良い2階をリビングにした西海岸リゾート風に。学校に近い場所なら、子育てしやすく収納豊富なプランに。立地特性を踏まえた間取りや外観デザインを検討し、具体的な設計イメージを膨らませていきます。

当社がより良い住空間を提供するために大切にしているのは、その時に作るべきものを見極める目と、柔軟な発想、トレンドや新しい要素を積極的に取り入れ、ライフスタイルを提案する気持ちでプランを描いていきます。無駄がなく使いやすい間取りであることはもちろん、意匠一つ一つ、ひいては周辺にお住まいの方にも愛されるような景観としての美しさを追求し、納得できるまで何度も検討を重ねます。

基本プランができあがると、建築基準法や構造などのチェックを行い、外装や内装のコーディネート、外観プランなどへ移行します。

住宅事業部 設計 Y・S

住宅事業部 設計 Y・S
住宅事業部 設計 Y・S
鎌倉市鎌倉山の分譲プロジェクト

やりがいや、記憶に残っている仕事は?

当社の特徴は、豊かな住環境を提供するために「審美性や文化性」に重きを置いて、自由な設計を行っていることだと思います。その特徴が顕著で印象深いのは、鎌倉市鎌倉山の分譲プロジェクト。

この土地は大規模な土地を購入してから8年の刻を経て、ようやく取り掛かる事のできた会社としても大きなプロジェクト。
緑豊かな自然と天気が良い日には相模湾や富士山を望むことのできる眺望を売りとしています。生活に必要な寝室や水回りを全て1階に集めることで、2階に大きなLDKを設けて、座りながらでも景色を楽しめることを意識してプランニングされています。

前面道路がかなり急勾配の道路でもあり、その見え方を利用して、車や歩行者の人の目に建物全体のフォルムが見えやすいように箱型の建物とした事。また地中海をイメージした地元産の石貼りや植栽を道路際にふんだんに使用することで自然との共存を図りました。
周辺環境に配慮した美しいランドスケープは、その土地の資産価値向上にもつながりますし、地域貢献という意味でも有意義なプロジェクトとなりました。

仕事上で大事にしていることは?

・常に前向きに、楽しむこと。
・「できない」とすぐに言わずに、やりきる努力をする
・関わる人、皆をプロとして尊重する事。

どんなことでも自分の成長の糧になりますし、1日の中で仕事をしている時間が一番長いのに、それを楽しまないのはもったいないです。仕事の能力や結果は、技術的なことよりも 「どういう気持ちで取り組むか」によって大きく左右されるもの。その人から発するエネルギーで周囲の人も仕事がしやすくなるような前向きな姿勢こそ、妥協のない仕事をするために重要なスキルではないかと思います。

住宅事業部 設計 Y・S

一日のスケジュール

住宅事業部 設計 Y・S
間取り図案を確認し、意見を出し合って調整を重ねる
住宅事業部 設計 Y・S
外観デザインのプラン検討
  1. 8:50 出社
  2. 9:00 住宅事業部ミーティング
    ・新規購入地の開発造成について、各部署長と計画策定
  3. 10:00 企画検討・設計図作成
    ・全体工程のスケジュール調整
    ・分譲宅地の基本計画の検討
    ・区割りや建物ボリュームの検討
  4. 12:00 昼食
  5. 13:00 プランミーティング
    ・建物の間取りや仕様など、企画の社内プレゼン
  6. 13:30 社用車で外出
    ・竣工現場のチェック
    ・建築予定地計画のための現場調査
  7. 17:00 帰社・ミーティング
    ・企画部内で工程状況の共有および調整
    ・用地仕入れ担当・建築設計士と商品企画検討
  8. 18:30 退社
  9. ※上記のスケジュールは一例で、日によって変わります。
    ※出社時間・退社時間は状況により前後します。

仕事後や休日の過ごし方について

住宅事業部 設計 Y・S

週末は家族でドライブに出かけることが多いです。まだまだ父親と一緒に遊んでくれる年代の子供たちなので海や山などに出かけ、今を大切に過ごすことが出来ています。